2005年6月28日(火)21:39

ルクセンブルク議会はEU憲法を可決

ルクセンブルク(AFP)

EU憲法の批准を問う国民投票まで二週間を切り、ルクセンブルクの議会はEU憲法を可決した。出席した55名の議員は全員賛成票を投じた。右翼大衆迎合主義の政党ADRの議員5名は欠席した。ルクセンブルクのEU憲法批准には議会だけでなく、国民投票による承認も必要とされる。決定は7月10日に予定されている国民投票の行方にかかっている。

国民投票で承認されれば、議会は再度本会議を開き、EU憲法を批准することになる。最新の各種世論調査によれば、国民投票は僅差でEU憲法を承認する見込みである。しかしEU憲法に反対する国民の割合は、昨年秋の24パーセントから現在は45パーセントに増えているという。

今月末までEU議長を務めるジャンクロード・ユンカー首相は、国民投票で否決された場合には退陣する意向を表明している。

原題:Luxemburgs Parlament verabschiedet EU-Verfassung




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